keichan's favorites

🍅畑のことなど🥕

梅ちぎりしながら、かんがえた。

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樹齢20年ほどの実家の梅の木です。

毎年、自家消費分だけをちぎって、
あとは、土に還ります。

ちぎらない年もあります。

この梅の木は、無肥料、無農薬で、
剪定以外は何もしません。

なのに、大きな実をつけて、
果実の皮がきれいです。

思うに、
残りの梅の実や葉っぱが土に還って
肥やしになり、

木は、また、それを栄養にして
実をつけているのでは?と。


実がたくさんできて、
ほとんど収穫してしまうと、

土に還る実がないので、
土への肥やしが減る。

だんだん、実付きが悪くなる、

なので、

肥料を買う。

その肥料を撒いて、
梅に実を付けさせる。

良い肥料ならまだしも、
そうでない肥料を使ったり

肥料が多過ぎると

虫が付きやすくなり、
農薬を使うようになる。

それを繰り返してしまうと。。?

そんなことを考えると、

やはり、

自然の恵みは、
人間だけでなく、土にも還す。

そして、

梅の木の自然な生長に任せると、
人の手がほとんど要らない。


本来、
植物は人間の手がかからないように
出来ているんだなぁ、

と思います。

これを自然栽培というのだろう。


ただ、

大量生産の今の時代には
そぐわないのだけど。