コーヒー粕
先日、届いた堆肥の主な成分は
発酵コーヒー粕。
あれ?コーヒーって、
まあまあな難分解じゃなかったっけ?
調べてみると炭素率25%ほど。
発酵していないコーヒー粕は、
植物の生育を抑えるので、
発酵させる必要があるとのこと。
この資材、微生物の住処としては、
籾殻くん炭とは
比べ物にならないらしい。
どんな結果が出るのか楽しみです!
現代農業用語集より引用↓
飲料加工場などから出るコーヒー抽出後の粕。多孔質なので、通気性をよくし水分を吸着するうえ、フェノール基をもつためにアンモニアの吸着効果も優れていることから、堆肥化の副資材として役立つ。コーヒー粕を畜舎の敷料や家畜糞と混ぜると悪臭が激減し、子牛の下痢や肺炎も減少する。キュウリやトマトの畑にコーヒー粕堆肥を施用するとネコブセンチュウ被害が減少したという事例もある。
また、コーヒー粕に含まれるフェノール性物質には植物の生育を阻害する作用がある。この性質を利用して、作物が発芽したあとに生のコーヒー粕で有機物マルチすれば雑草を抑えることができる。畑にすき込むときは、発酵させて生育阻害物質を分解する必要があるが、そのまま野積みするだけでは発酵しにくい。おからや家畜糞などチッソ成分の多い有機物と混ぜて堆肥にするとよい。